村上春樹氏「核にノー」明確に。週刊朝日◆「効率」で進めた論理のすり替え◆そして気がついたときには、日本の発電量の約30%が原子力発電によってまかなわれるようになっていました。国民がよく知らないうちに、この地震の多い、狭く混み合った日本が、世界で3番目に原子炉の多い国になっていたのです。まず既成事実が作られました。原子力発電に危惧を抱く人々に対しては「じゃああなたは電気が足りなくなってもいいんですね。夏場にエアコンが使えなくてもいいんですね」という脅しが向けられます。原発に疑問を呈する人々には、「非現実的な夢想家」というレッテルが貼られていきます。そのようにして私たちはここにいます。安全で効率的であったはずの原子炉は、いまや地獄の蓋を開けたような惨状を呈しています。 原子力発電を推進する人々の主張した「現実を見なさい」という現実とは、実は現実でもなんでもなく、ただの表面的な「便宜」に過ぎなかったんです。それを、彼らは「現実」という言葉に置き換え、論理をすり替えていたのです。それは日本が長年にわたって誇ってきた「技術力」神話の崩壊であると同時に、そのような「すり替え」を許してきた、私たち日本人の倫理と規範の敗北でもありました。”よくもしゃあしゃあと偽善をぺらぺらしゃべりやがって!大国主カルト陰陽ゴーストライターのおまえが日本人を脅し原発を広めてきたくせに!
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